一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンドZAiが作ったFX入門の要約はある?
FXの初心者だけど、ザイのFX入門って役に立つのかな?
この疑問にお答えします。
「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンド ザイ(ZAi)が作ったFX入門」ですが、FX初心者向けの本として販売されているとても人気がある一冊です。
月刊誌が監修しているだけあって、カラーでポップなイメージでとても読みやすく、初心者に役立つ内容となっています。
でも、全く素人の自分に本当に役に立つのかな? と気になる方も多いと思います。
月刊誌ザイが作ったFX入門を購入する判断材料のため、1分で分かるような要約にまとめました。また、レビューとして少し掘り下げて感想をまとめています。
「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンド ザイ(ZAi)が作ったFX入門」について
・1分で分かる要約
・レビューと感想
1分で分かる「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンド ザイ(ZAi)が作ったFX入門」の要約
ここでは、ザイが作ったFX入門の要約を1分で読めるまでに短くまとめました。個人の判断でかなりの範囲をカットしています。それではお楽しみください。
FXが株より人気な理由
・便利
(資金少なくてもOK、24時間取引可)
・安心
(倒産やストップ安がない、少数の人が故意に動かせない)
FXのリスク
・決済不可リスク
(ネット接続、マイナー通貨、暴騰暴落時ロスカット不能)
・想定外リスク
(為替レートの動き、海外FX業者の破綻)
レバレッジはうまく使うと危険回避できる
資金21万円
・レバレッジ25倍で証拠金4万円、余裕あり
・レバレッジ5倍で証拠金20万円、余裕なし、強制ロスカットへ
経済指標
米国経済指標の発表時間に注意
相場のファッションをつかみ、指標・ニュースを信じすぎない
相場は生き物、行きたい方向がある
初心者が調べておきたいFXテクニカル
・Wトップ、Wボトム
・ヘッド&ショルダー
・フィボナッチ
・ゴールデンクロス、デッドクロス
・グランビルの法則
・RSI
・MACD
・ストキャスティクス
・DMI
・ダイバージェンス
・ボリンジャーバンド
・平均足
・一目均衡表
相場変動時間
日本時間16時〜27時、特に21時〜26時まで
自分のトレードから負けパターンを排除する
・損切りしない
・利益をすぐ確定する
・感情的、思いつき、値ごろ感で取引する
・長時間取引する
・ドル円とクロス円しか見ない
最終的に勝つために
・自分の決めたルールを守る
・損小利大
・資金管理
・複数シナリオをつくり、臨機応変な判断
投資家それぞれの勝ち方がある
・自分が過去に成功したパターンだけを使う
・フィボナッチトレースメント 50%、61.8%、31.8%
・揉み合い後、テクニカル分析で乱高下ゲット
・(買)トルコリラ/円、(売)ユーロ/円で、損失相殺してスワップ積上げ
・トレンド+経済指標+値動きの癖+チャート節目+MACDと平均足の分析
ZAiが作ったFX入門まとめ
初心者へFXの取り組み方へ指針を与えてくれる超おすすめな一冊でした
#ZAiが作ったFX入門 #なかなの感想
(要約は以上です)

「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンド ザイ(ZAi)が作ったFX入門」のレビュー(感想・気づき)
FXが流行る理由
・高レバレッジ
・スワップ金利もある
なんといっても高レバレッジで、日本では現在25倍までOKとのことです。
50万位ないと始められないという株と異なり、数千円から始められるのも魅力の一つですね。
そして、倒産やストップ安がなく、少人数が故意に値を動かせない安心感、そして、24時間取引できるのが人気の理由なんでしょう。
FXを始める理由のもう一つはスワップ金利の利益狙いのようです。でも、やはり為替変動の利益の方がかなり大きいので、特殊な人でない限りスワップ金利を狙いは避けた方がよさそうですね。
FXのリスクとは
要するに、
決済したいときに決済できない、とか、予想外の対応が難しい、という2点だと思います。
一番ネックになりそうなのが、暴騰暴落時の強制ロスカット不能ですね。
でも、FXで大負けした人のことをネットで調べてみると、どちらかというと損切りできなくてずるずると続けているうち、証拠金をすべて取られた、というケースがとても多いようです。
強制ロスカット不能なのがどの程度を占めているか分かりませんが、恐らく、経済危機と言われるような数年に1回の異常事態の時だけだと思っています。
その辺は、経済ニュースや経済指標などをチェックすることで、ある程度は回避できるかもしれませんね。
基本は次を守ればFXでのリスクは大丈夫だと思われます。
・絶対に損切り設定する
・精神的に負けない (やられても熱くならない、勝ってもおごらない)
FXの基本が身につく
この本の良いところは、FXの基本を全て網羅しているところですね。
FX初心者はすぐ勝ちたいと思いがちですが、全体が見えない中で戦っても、仮に一時的に勝てるとしても、いつかは足元をすくわれそうです。
FXの良さ、悪さ、機能、他の投資家の事例などなど、知識を網羅的に学び、それを実際に自分でも試してみることで、勝てるFX投資家へ近づいていくんだと思いました。
急がば回れではないですが、それを知ることができるこの本はまさに「神」かもしれません。
確定申告の不安一掃
一般サラリーマンがFXを始めるなら、確定申告は考えなくてよさそうですね。
自分を含めて初年度から利益20万円なんて出せないでしょうし、、、(笑)
万一、ビギナーズラックしてしまったら、しっかりと納税額を計算して、その分を使わずにとっておく必要があります。是非そうなってみたいですね!
レバレッジってそんなに怖くなかった、むしろ危険回避できる!
資金21万円の時、
1ドル100円の1万通貨を買うなら、
レバレッジ25倍なら証拠金4万円でまだまだ余裕がありますが、
レバレッジ5倍だと証拠金20万円必要なので、ほぼ余裕がなく強制ロスカットされやすい!
要するに危険なのは、「資金ギリギリで運用すること」であって、レバレッジの倍率にはよらないということですね。
初心者のFX取引は、成り行きでエントリーし、OCOで決済する
初心者のうちはどの位の指値を設定すれば良いか分からないので、成り行きになります。
でも、分からないからといって、勝ち負けのシナリオを作らずに取引するのは、全く成長できないので意味がありません。
少なくとも、勝ちシナリオでの利食いレート、負けシナリオでの損切りレートは設定すべきで、それはそのまま、OCOになります。
取引してポジションを持った後にチャートを見続けていると、1分足の為替上下で精神的に不安になるので、「OCO設定して成り行きをみない」、というのが安定した取引につながるかもしれません。初心者にはお勧めですね!
OCOについては、こちらで説明しています。よかったら合わせて確認してみてください。
米国経済指標インパクトと発表時間に注意
確かに、指標が良いからドルが上がる程、相場は単純ではないですが、そもそも初心者は、指標が影響すること自体を知らなかったり、なぜこの時間にこんなにチャートが盛り上がってるの?となりますので、とても勉強になりました。
とは言っても、
「相場のファッションをつかみ、ニュースを信じすぎないこと」
うーん、じゃあ、どうすればいいの?と短絡的に考えてしまう私たちは、まだまだ上級者・プロへの道が遠いかもしれません、、、
チャートの上下を支えるライン
サポートラインとレジスタンスライン!
少しトレードをしていると、こんな線が(なんとなく)見えてきます。
逆に、相場慣れしている世界中の投資家も気にしているので、この線の近くで色々なドラマ(値動き)が起きるんですよね。
サポートとレジスタンスが段々近づいて収束しかけた時にブレークしたら大きく変化する!
これは確かに覚えておきたいです。
ただ、どちらへ大きく変化するかが重要なポイントなので、初心者ならもっと深く学ぶ必要がありそうです。
初心者が調べておきたいFXテクニカル
FX投資で稼いでいる人はそれぞれ使っているテクニカルが異なっているので、教わる人・師匠によって変わってしまうんですよね。
だから、初心者のうちは網羅的に全体的に学んで、それから自分にあったものへ絞っていくのが良いと思います。
そのために、この本はピッタリなんですよね。
それぞれのテクニカルごとに1ページ程度で簡単な説明がついているので、色々と勉強になりました。
特に、フィボナッチ、MACD、ボリンジャーバンド、一目均衡表、平均足については、ネットだけで調べていても、すぐには気が付かないし、上級者向けのテクニックだと誤解しがちです。FXテクニカルの基本を知る意味で本当に最適な本だと思いました。
相場変動の21時〜26時はチャンス
相場が動かないと利益が取れないと良く言われます。
確かに、上下に小さくもみ合っていても、運の要素が強くなるので勝ち負けが安定しないようです。
そのためには、まずは相場感を持つことで、
・ドルの状態と通貨ペアのトレンドを感じる
・相場の焦点、テーマを想像する
これらによって、相場観が磨かれていくようです。
この相場観の上で、
・直近高値安値とチャートでの節目を意識してシナリオを作る
このシナリオ・予想が正しかったか、間違っていたか、が重要でなく、「臨機応変に切り替えられること」が大切なんですね。
確かに、しっかりとシナリオを作って損切りしておいて、勝つときにしっかり勝てれば、勝率が悪くてもトータルで勝てるんです。これが、単なるギャンブルと違うところですね。深いです。
自分のトレードから負けパターンを排除する
勝ち方は色々あるが、「負ける人には一定のパターンがある」という事実。
それなら、負けパターンを排除していけば、負けにくくなり、最終的に勝ちやすくなりますね!
私自身も、ここに挙げられたパターンにはまっているケースが多いので、しっかりと修正が必要だと感じました。
特に、損切りしない、すぐ利確する、これは現状その通りです。
この対策のために、やはり、取引する前の「複数シナリオ作り」が大切だとしみじみと感じました。
勝つと調子に乗り負けるとヤケになるのは絶対ダメ
ついつい、損切りを巻き返したくて、次の取引を急ぎがちになります。
終わった後にすぐトレードして本当に良いのか?
(単に損を取り返したいだけでは?)
これはこれからも常に、自問自答したいと思います。
取引時間や取引回数を制限することで、より勝率や効果的な取引をしていきたいですね。
稼いでいる個人投資家はどんなことをしているのか?
本当に色々な勝ち方があるんだな、と改めて感心しました。
一つ気づきを挙げるとすると
「自分の過去の成功例が多いパターンだけを使う」
これは大切ですね。
つまり、トレードの記録を取っておく必要もありますし、自分自身のトレードを冷静に見つめなおす良いきっかけになりますね。
羊飼いさんのトレードの考え方
相場は生き物、行きたい方向がある!
本当にその通りだと思います。最近取引して強く感じています。
自分が思った方向ではなく、相場が思っている方向へ行く、これがポイントですね。
また、羊飼いさんは、テクニカル重視ではないようですが、最低限、チャート節目とMACDと平均足の分析はしているとのこと。
ということは、テクニカルで攻めたい私たちにとっては、これらは必須な条件ということです。
今後の自分のトレードでも、しっかりと、確認していきたいと思います。
また、明らかな上昇・下落トレンドについて、どの経済指標が絡んでいるかすぐわかれば、そのトレンドがどの位続くのか予想しやすくなります。
ある程度のファンダメンタルズ分析も必要なんだと強く感じました。
羊飼さんの考え方、とても勉強になります。
「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンドZAiが作ったFX入門」 レビューまとめ
FX初心者にはまさに必見の本です。超オススメで、永久保存版です。
今はFXに興味を持つ人は、ネット情報がきっかけの方が多いと思います。
しかし、ネットを見ていても断片的な知識しか得られないことが多く、知識や考え方が偏りがちです。
FXはリスクがあるので、このような偏った知識や考え方だけでは、何かのタイミングで足元をすくわれる可能性が高いです。
だから、このようなFXの基本的な知識や考え方を網羅してくれるこの本がとても有益になるんだと思います。
他の投資家は、テクニカル分析だけで稼いでいるという話もよく耳にします。私自身も今後テクニカルを詳しく調べていこうと思っています。しかし、初心者の時点でファンダメンタルズ分析の基本を知れたことは今後、大きなメリットになると思いました。
少なくとも米国経済指標が為替変動に重要なキーとなることが分かりましたし、これを知っているだけでリスク回避できる可能性が高まっていますし、逆に大きな利益が取りやすくなっているかもしれません。
今後も色々な投資関連の本を学んで、稼げるトレーダーを目指していきたいと思っています。
ザイが作ったFX入門の1分で分かる要約とレビュー(感想・気づき) まとめ
今回は「一番売れてる月刊マネー誌 ダイヤモンド ザイ(ZAi)が作ったFX入門」の1分要約とレビュー(感想・気づき)についてまとめました。
FXは億り人も多く輩出しています。その反面、泣いている人もたくさんいると思われます。
そのため、リスクがすごく高いのでは?と誤解しがちです。
よく調べてみると、大きく負けている理由は、人間の欲だったり、負けを取り返そうとする焦りだったり、精神的な面が強いことが分かりました。
この本でFXの基本を学んで、さらにテクニカル分析などで具体的な戦略、戦術を学んでいけば、少しずつですが、私たちも億の世界へ近づくことができるかもしれませんね。
もし、FXに興味のある方は、最初の一歩を踏み出せるようにこの一冊を手にしてみるのも良いかもしれません。
読んでみたい、という方、次にアマゾンへのリンクを付けておきます。一緒に頑張っていきましょう!
また、実際に私が初めてFXを試してみた記事をこちらへまとめています。よかったら確認してみてくださいね。