「渋谷で働く社長の告白」の超簡単な要約は?
サイバーエージェント藤田晋社長の経歴は?
この疑問にお答えします。
2005年に刊行された藤田晋著「渋谷ではたらく社長の告白」は、
サイバーエージェント藤田晋社長の壮絶で乱高下する会社人生をまとめた、まるでドラマを見ているような自叙伝です。
※実際にドラマ化もされています。AbemaTV「会社は学校じゃねぇんだよ」です。
現在の藤田晋社長の考え方は次の動画でアップされています。
温厚そうに見える藤田社長ですが、過去の厳しさを乗り越えてきた余裕も感じられますね。
藤田晋著「渋谷ではたらく社長の告白」の要約
忙しい方へ向けて、1分でどんな本か分かるように簡単にまとめてみました。
学生まで
福井県の将棋大会優勝、中学生徒会長に。
しかし、バンドのボーカルでは能力不足を感じ、起業を決意
学生
雀荘バイトで気が付き、オリックスプランニングセンターで営業バイト。
ベンチャー企業での営業力、経営目線を精力的に学ぶ。
就職
インテリジェンスへ就職、がむしゃらに働く。
1年後に子会社「サイバーエージェント」を起業し社長(24歳)へ。
上場まで
会社に泊まりこみで無我夢中で会社拡大。
ホリエモンと協業。ネットバブルの時流に乗り、社員3人から2年で100人以上へ。
上場後
上場直後にバブル崩壊、株価下落が止まらず。
激しい誹謗中傷を受け、味方が誰もいない、孤独の社長。
社員も続々退社へ。
大株主の3社から買収を狙われる危機
・村上ファンド
・GMO熊谷社長
・元インテリジェンス(有線ブロードネットワークス) 宇野社長
楽天 三木谷氏と宇野社長に助けられ、危機を乗り越える。
黒字化
上場4年後(2004年)の決算で、売上267億、利益40億超
「オリックスプランニングセンター」バイト時代からの
目標「21世紀を代表する会社を作る」を継続している。
ここまでが要約です。
ざっと理解できたでしょうか?
ベンチャーを起業し、社長として会社を成長させることがどんなに大変なのか、
他の有名人もたくさん登場し、
その中で若いながらもなんとか頑張って、怒涛の5年間をやり切った、
そんな本になっていました。
読み終わった直後の感想はこちらです。
藤田晋社長の経歴
「渋谷で働く社長の告白」の要約で大体の経歴が理解できたと思います。
これらを含め、次に経歴を列挙し、まとめておきます。
生年月日
1973年5月16日生まれ、47歳
出身 福井県鯖江市
出身校
福井県立武生高等学校
青山学院大学経営学部
職業
サイバーエージェント代表取締役社長
AbemaTV 代表取締役
AbemaNews 代表取締役
FC町田ゼルビア オーナー
配偶者
2004年1月 – 2005年7月 奥菜恵
2009年 – 元秘書の女性
主な経歴
厚木のフリー雀荘 勤務
オリックスプランニングセンター勤務
人材派遣会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア)勤務
1998年
株式会社サイバーエージェントを設立、代表取締役。
2000年
東証マザーズ上場 ※当時史上最年少(26歳)で上場
書籍「ジャパニーズ・ドリーム―26歳上場企業社長のe革名宣言!」(2000年3月、ダイヤモンド社)
2004年
奥菜恵と結婚 ※2005年離婚
2005年
書籍「渋谷ではたらく社長の告白」(2005年3月、アメーバブックス) ※2007年8月に幻冬舎で文庫化
2006年
日本テレビフットボールクラブ副社長(Jリーグ・東京ヴェルディ1969を運営)
2007年
世界経済フォーラム主催のヤング・グローバル・リーダー
2009年
元秘書と結婚
2010年
The Japan Timesの「次世代を担う100人のCEO アジア2010」
2012年
一般社団法人新経済連盟理事
2013年
株式会社giftを設立、女性向け雑誌「DRESS(ドレス)」を販売、
2014年
日経ビジネス「社長が選ぶベスト社長」
麻雀最強戦に優勝
2015年
アメリカ・フォーブス誌発表の「Japan’s 50 Richest People」 43位
2016年
AbemaTVを発足
一般社団法人新経済連盟副代表理事
「経営手腕が優れている社長」ランキング(IT・WEB業界編)で第2位
※第1位はソフトバンクグループの孫正義
2018年
サイバーエージェントが株式会社ゼルビア(Jリーグ・FC町田ゼルビアを運営)を買収
ざっと経歴をまとめました。
この他に執筆した書籍はたくさんあり、精力的に活動されています。
渋谷で働く社長の告白の要約<藤田晋社長の経歴まとめ>
サイバーエージェント藤田晋社長の渋谷ではたらく社長の告白について、
60秒でわかるとても簡単かつ深い要約と
藤田晋社長が取り組んできた主な経歴
についてまとめました。
現時点でも社長ブログ「渋谷ではたらく社長のアメブロ」は継続中です。
ここでは、昨今のコロナに対する会社での対応や今後についても深く語られていて、今後も藤田社長のことを見逃せませんね。