初心者でもDMM FXのスワップポイントで稼げるの?
DMM FXのスワップポイント時間はいつ?引き出しは?
この疑問にお答えします。
少し前にトルコリラの高額なスワップポイントが話題になり、スワップポイントで稼ぐ方法が流行しました。
そこで、現在のDMM FXで初心者でも稼げるのかどうか、最新スワップポイントやスワップポイントの確定時間、そして引き出しについてご説明します。
ちなみに、現在のDMM FXはトルコリラは扱っておりませんので、スワップポイントもありません。
・DMM FXの各外貨ごとのスワップポイント(スワップカレンダー)
・DMM FXのスワップポイント確定時間と引き出し時期
・DMM FXでスワップポイントで稼げるかどうか考察
スワップポイントとは
最初にスワップポイントについて簡単にご説明します。
スワップポイントとは、取引する通貨の2国間の金利差から得られる利益のことです。
FXでは、外貨を売り買いすることで為替差益による利益が出せますが、この金利差によるスワップポイントでも利益が出せます。
日本は現在低金利ですが、南アフリカのような新興国では金利が高いことが多く、この金利が高い国の通貨を買うと買っている期間だけ金利差分のスワップポイントが毎日受け取れます。
例えば、2020年9月12日現在のDMM FXのスワップポイントとして、USドル/日本円では、10,000通貨(1 Lot)の買スワップが1日9円です。
つまり、10,000通貨(1 Lot)の米ドルを1年間買っていると
9円/日 x 365日 = 3,285円
当然ですが、10 Lotで運用すればこの10倍なので
9円/日 x 10 Lot x 365日 = 32,850円
このように長期間運用すると米ドルでもそれなりの金額になりますね。
もっと金利が高い外貨で、かつ安い外貨を運用すれば、買スワップも上がりますし、Lot数も稼げます。
つまり、受け取れるスワップポイントもかなり高額になりそうです。
DMMでは保有しているポジションを決済することなく、スワップポイントのみ受け取る(出金)ことができますので、複利で運用すれば相乗効果も見込めるかもしれません。
DMM FXの各外貨ごとのスワップポイント(スワップカレンダー)
スワップポイントは毎日変わります。
例えば、GBP英ポンド/JPY日本円では次のように変わっています。
2020年9月11日(金) 8円
2020年9月10日(木) 24円 ※3日分
2020年9月 9日(水) 11円
:
2020年8月21日(金) 15円
2020年8月20日(木) 45円 ※3日分
2020年8月19日(水) 15円
:
2020年8月10日(月) 0円
2020年8月7日(金) 15円
2020年8月6日(木) 60円 ※4日分
2020年8月5日(水) 12円
GBP(英ポンド)/JPY(日本円)の場合は、おおよそ8円~15円の間を変動しています。
木曜日については、インターバンク市場の休日である土日をまたぐことになるため通常は3日分が付与されます。
スワップポイントについては、常に最新のカレンダーを確認しておくのが良いでしょう。
DMM FXのスワップカレンダー

参考までに、代表的な外貨のスワップポイントを列挙しておきます。


DMM FXのスワップポイントで付与されるポイント数について
スワップポイントは基本的に1年365日分付与されます。
しかし、土日や各国の祝日があると付与日数が変則的になります。
つまり、ポジションを翌営業日まで維持しても、銀行休業日の関係で受渡日の繰り延べが発生せず、付与日数が「0日分」となるケースがあります。ご注意ください。
DMM FXのスワップポイント確定時間と引き出し時期
DMM FXのスワップポイントは、各営業日クローズ時点(夏時間:午前6時、冬時間:午前7時)に付与されます。
つまり、クローズより少し前に買って翌営業日の開始後に売ることでも、スワップポイントが付与されます。

朝6時前に買い、そのまま6時以降まで保持すれば、スワップポイントが1日分付与されるということですね。
また、引き出し時期は、通常は翌日ですが、これもインターバンク市場の休日の理由で時々延長されることがあります。
例えば、木曜日分として付与されるスワップポイントは、月曜日に引き出せるので3日後になります。
詳細は、スワップカレンダーに記載されていますので、最新情報はDMM FXサイトチェックしておきましょう。
DMM FXのスワップポイントの引き出し方法
スワップポイントは基本的にポジションを決済すると受け取れますが、DMM FXではポジションを決済しなくても、「スワップ振替」という方法で別途受け取ることが可能です。
アプリのトレード画面のポジション照会から「スワップ振替」を選択します
スワップ振替で受け取ったスワップポイントは「預託証拠金残高」に反映されます。
しかし、純資産額や建玉可能額の金額、証拠金維持率はすぐに変動せず、スワップがポジションに付与された時点で反映されます。
DMM FXでスワップポイントで稼げるかどうか考察
先ほど米ドルで試算したように
USドル/日本円の買スワップが1日9円の場合、
10,000通貨(1Lot): 9円/日 x 365日 = 3,285円
100,000通貨(10Lot): 9円/日 x 10Lot x 365日 = 32,850円
ちなみに、10Lotの証拠金は1ドル106円として424,000円なので、それで32,850円のスワップポイントを得られたら年利7.7%ですね。
これは米ドルの9円の場合ですが、例えば、別の通貨でスワップが3倍(21円)位あれば、かなり大きくなります。
しかしよく考えてみると、スワップポイントが高いということはその国の金利が高く、金利を高くしても多くの人からその通貨を買ってもらいたいようなとても不安定な通貨ということです。
つまり、いつ暴落するか分からない通貨とも言えます。
スワップポイント狙いで買った後に、どんどん暴落してしまったら、決算時の為替損失が大きくなってスワップポイントをもらっても相殺されるどころか、逆に損する可能性もあります。
以前はFXスワップポイントで稼ぐ生活を夢見る人が多かったようですが、少なくとも現在は、初心者にはあまりオススメできません。
このように不安定な通貨ですし、長期間持つよりも、スワップポイント確定時間の少し前に買って、確定したら売る人も多いようです。このため、確定時間の前にスワップポイント狙いの買いが集中して為替が上昇することがあります。
これを逆手に取って、その前に買っておき、確定時間の前に上昇してきたら売ることで、為替差益をゲットする方がより現実的かもしれません。

午前6時に確定なので、早起きの人なら雰囲気を眺めてみる価値はありそうですね。
初心者がDMM FXのスワップポイントで稼げるか まとめ
今回はDMM FXの各外貨ごとのスワップポイント(スワップカレンダー)やスワップポイント確定時間と引き出し時期についてご説明し、また、DMM FXでスワップポイントで稼げるかどうか考察しました。
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