DMM FXは自動売買はできるの?
DMM FXアプリはどこまで自動化に対応しているの?
これらの疑問にお答えします。
自動売買とは、プロがあらかじめ作ったルールによって自動的に売買するツールのことで、FX会社のシステムがこのルールに従って次々と取引を行っていくものです。
FX初心者にとっては、市場やチャートを深く学ばなくても、プロのようなトレードが簡単にできるので注目されていて、DMM FXを始めたい方にも自動売買を試したい方も多いと思います。しかし、
DMM FXでは、自動売買のツールが実装されていません。(2020年9月現在)
DMM FXでは、単体売買について指値での売り買いや決済を行う自動的な取引機能はありますが、残念ながら自動売買と言われるツールや仕組みはありません。
そこでこのページでは、FX各社の自動売買ツールのご紹介と、DMM FXアプリで可能な自動取引の機能についてご説明します。
自動売買ツールのメリット・デメリット
自動売買とは簡単な設定をするだけで、システムが勝手に取引をしてくれるツールです。
忙しいサラリーマンなどが仕事中にも自動的に取引してくれるので、副業でトレードをしている人にはとても期待されているツールです。
そこで、この自動売買がどのようなメリット、デメリットがあるのか、確認しておきましょう。
自動売買ツールのメリット
- 24時間自動的に取引してくれる
- 損切りなどの迷いなく取引できる
- テクニカル分析などの勉強が不要
- 簡単な設定だけで利用できる
- 資金管理に集中できる
プロのトレーダーでない私たちにとって、24時間チャートを見ていられません。でも、自動売買ならこれが可能です。深夜、早朝、仕事中、遊び中でも、チャンスを逃さずしっかりと取引をしてくれます。
また、テクニカル分析等をしなくてもプロがあらかじめルールを作ってくれているので、私たち自身が細かいテクニックを勉強しなくてもトレードができるようになります。FX初心者にとってはとても魅力的ですよね。
また、ルールを選ぶだけで使用できるので、誰でも簡単にプロ並みの取引が可能で、チャートの動きに惑わされずに資金管理に集中できます。FXですが投資信託のようなイメージとなるかもしれません。
自動売買ツールのデメリット
- 使用料が有料の場合がある
- 稼げない場合がある
- 詐欺商品に騙されやすい
つまり、お金がかかるのに稼げないことがある、ということです。
というか、稼げないことの方が多いかもしれません。
例えば、急激な為替変動には明らかに対応できないですし、過去になかった相場の流れになったときでも、過去のパータンを自動的に繰り返してしまい、失敗(損切り)を繰り返す可能性もあります。
このため、それぞれの相場に応じてルールを使い分ける必要がでてきますが、これでは、自動売買を使うメリットが薄れます。常に相場に応じたツールを選ぶことになるなら、むしろ手動で取引した方が良いのでは?と感じるかもしれません。
有名FX会社の自動売買ツール・機能
有名FX会社で使える自動売買ツール・機能についてまとめました。
FX会社 | 自動売買 |
---|---|
外為オンライン | iサイクル2取引 |
FXブロードネット | トラッキングトレード |
インヴァスト証券 | トライオートFX |
マネースクエア | トラリピ |
アイネット証券 | ループ・イフダン |
みんなのFX | みんなのリピート注文 |
ひまわり証券 | ループ・イフダン |
ヒロセ通商 | リピート時間指定成行注文 |
JFX株式会社 | リピート時間指定成行注文 |
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「インヴァスト証券 トライオートFX」
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難しい説明はなく、FX初心者が簡単に利用できて、収益率も確保できそうです。実際にサイトで確認してみてくださいね
DMM FXでの自動取引機能
DMM FXでは自動売買はできませんが、自動的な単発の注文取引は可能です。
パソコン無しでも、スマホアプリから次のような様々な取引を指定できます。
DMM FX注文/ストリーミング注文での損切り指定
現在のレートで売り買いする際に、損切りをONにして注文することで、あらかじめ指定している範囲で損切りが実施されます。
例)現在のレートが108.775の時、現在のレートで今すぐ「買い」注文を入れながら、
オプション的に別途設定した範囲(Pips)での「損切り」を指定できます。
DMM FX注文/指値・逆指値
レートを指定した注文(指値・逆指値)で、今後にそのレートに達した際に注文が実施されます。
また、あらかじめ指定している範囲での、利食い、損切りをそれぞれ設定できます。
例)現在のレートが108.775の時、108.000まで下がったら「買い」注文を入れる指定です。
オプション的に別途設定した範囲(Pips)での「利食い」、「損切り」を指定できます。
DMM FX注文/IFD注文
注文レートを指定した注文(指値・逆指値)で、今後、そのレートに達した際に注文が行われます。
同時に、決済すべきレートを指定できます。
例)現在のレートが108.769の時、108.000まで下がったら「買い」注文を入れ、その後、110.000まで上がったら決済する指定です。
DMM FX注文/OCO注文
異なる2つの注文を同時に発注し、一方の注文が約定したら、もう一方の注文は取消される注文ができます。2つの注文(OCO1とOCO2)に対して、それぞれ注文レートと指値・逆指値を指定できます。
例)現在のレートが108.854の時、108.000に下がったら「買い」、逆に110.000に上ったら「売り」の注文の指定です。
DMM FX注文/IFO注文
新規注文と指値・逆指値の決済注文がセットで指定できます。決済注文はどちらかが約定したら終了します。注文レートと指値・逆指値を指定し、決済として指値レートと逆指値レートを指定します。
例)現在のレートが108.854の時、108.000に下がったら「買い」注文を指定し、その注文に対して、110.000に上がったら決済(利食い)、107.000に下がったら決済(損切り)を指定します。
自動的な取引のためのDMM FXでのチャート機能
DMM FXアプリでは、スマホアプリに関わらず多彩な機能を持ち合わせています。これらの機能を使ってどのような取引をするか考えることができます。
DMM FXでのチャート機能/人気テクニカル指標を多数搭載
一般的な移動平均線だけでなく、計11種類のテクニカル指標を表示できます。
トレンド系
- ・移動平均線
- ・指数平滑移動平均線
- ・一目均衡表
- ・ボリンジャーバンド
- ・スーパーボリンジャー
- ・スパンモデル
オシレータ系
- ・MACD
- ・RSI
- ・DMI/ADX
- ・スローストキャスティクス
- ・RCI
これだけあれば、テクニカル分析は基本的に十分ですね。
DMM FXでのチャート機能/複数画面表示
スマホなのに1画面だけでなく4画面のチャート表示ができます。時間足を4パターン表示したり、他の外貨状況を一緒に表示することもできます。
時間足を切り替えずに一度に表示できるのはとても便利ですね!
その他、DMM FXのアプリ機能/レートアラート通知、ポップアップ機能
メール通知でなく、ポップアップ機能があるので、スマホでゲームをしていても、指定したレートに到達したらポップアップ通知されます。
また、経済指標の通知時刻を設定すると、指標の発表前にポップアップ通知されるので、トレード中でも各指標の発表時間に合わせた適切な対応がしやすくなります。
DMM FXでは自動売買はできるのか まとめ
今回はFX初心者が気になる自動売買について、DMM FXで自動売買ができないこと、そして、自動売買でお勧めできるFX会社のご紹介、DMM FXの自動的な取引の機能についてご説明しました。
DMM FXは初心者に大人気のFX会社です。自動売買はできませんが、FXへ取り組みたい人にとっては大きな選択肢の一つになっています。
初心者がDMM FXを試してみるためのガイドとして次の記事をまとめています。よかったら合わせて確認してみてくださいね。