先日9月21日に公開されたDMM FXアプリの新機能についてまとめました。
主にチャートで良く使う機能が追加されたので、スマホだけで一段と分析がしやすくなりました。
今までMT4等の他の有名チャート分析アプリを使っていた方も、今回の機能があればDMM FXアプリだけで十分かもしれません。
・DMM FXアプリの新機能と使い方
トレンドライン、チャネルライン、マグネット機能、ズーム機能、他
・今回の新機能はどんな時に使えるのか
新機能より先に、アプリの全体的な機能を知りたいという方はこちらへまとめています。
DMM FXアプリの新機能とは
チャート画面の右上の方にある鉛筆マークをタップして使う便利な機能が追加されました。
今までは横線(為替レート)と縦線(日時)の追加だけでしたが、次の機能が追加されています。
鉛筆マーク: トレンドライン、チャネルライン
磁石マーク: マグネット機能
これらのライン操作時に画面を拡大して見れるズーム機能が追加されました。
また、レートアラート機能がレート画面から指定できるようになりました。
トレンドライン

今までは横線(為替レート)と縦線(日時)だけでしたが、相場のトレンドを分かりやすく表すための斜め線(トレンドライン)を書けるようになりました。
図のように、上昇トレンド内で上下する下端について、まず下端を一ヵ所タップして点を表示して、そこから下端に沿ってドラッグすると斜め線のトレンドラインが引けます。
チャネルライン

トレンドラインと同様に斜めの平行線を引けます。
最初に、トレンドのどこか上端をタップして点を表示し、その点から上端に沿ってドラッグして離すと、上端ラインと下端のラインが書けます。上端と下端の間隔も調整可能で、どちらかの線をドラッグして移動させます。
基本的に平行線で2本のラインの間隔だけ調整可能なので、例えば、波が収束して2本の線がそれぞれ近づく場合はこのチャネルラインでなくて前述のトレンドラインを2本引くのが良いでしょう。
マグネット機能

画面右にある「磁石マーク」をタップして黄色くすると、各線をチャートの高値、安値、始値、終値に吸着できます。
今までは各線を指で動かすため、細かく調整しにくかったのですが、このマグネット機能なら、自然と近くの主要なポイントにくっつきますのでとても便利です。
磁石が黄色になっているときだけ吸着します。黄色から白へ戻せば、今まで同様に微妙な調整も可能です。
ズーム機能

各ラインをドラッグしているときは、指先の位置を拡大して画面左上に表示するようになりました。
指で見えにくかった微調整がとてもやりやすくなりました。
レートアラート機能の呼び出し

ある指定した為替レートになったときにアラートを出してくれるレートアラート機能ですが、今までは、アプリ左上のメニューから「設定」→「一般設定」→「レートアラート」を選択する必要がありました。
しかし、今回の機能追加で、画面下の「レート」アイコンから表示できる「レート画面」から直接呼び出せるようになりました。右上にベルのアイコンが追加され、ここからレートアラートの設定ができます。現在のレートを見ながら設定できるのでとても便利です。
今回の新機能はどんな時に使えるのか
トレンドライン・チャネルラインの使い方
使用するテクニカル分析の手法にもよりますが、一般的にはトレンド分析は基本的に行うと思います。トレンドが上昇しているのか、下落しているのか、揉み合いしているかを確認しやすくなります。
トレンドライン、チャネルラインはそのトレンドが直感的に見やすくなりますので、レンジの範囲を見極めて、今後のレートが今までと同じ方向へ進むか、そろそろ反転するか、を予想しやすくなります。
特に、レンジブレイク手法の判断が容易になります。
レンジブレイク手法とは、「レンジの範囲を上または下へ抜けたときに、その抜けた方向へ大きく動くことが多いので、その急上昇または急下降に飛び乗る手法」のことです。

今回追加されたトレンドラインやチャネルラインで、レンジの限界線を見極めて、これを飛び越えるかどうかが分かりやすくなりましたね。
レートアラート機能の使い方
DMM FXアプリでは、指値・逆指値、IFD、OCO、IFO等の自動取引機能は搭載されています。
しかし、自動取引が実行されるまでにチャートの流れが変わる可能性がありますし、また、あるレートに到達した際に実際に自分の目でチャートを確認してから取引したいかもしれません。
その時に使うのが、レートアラート機能です。
例えば、IFDで取引開始のレートと、決済の損切りレートだけ指定しておいて、利確は手動で行いたい場合に、取引開始レートでアラートを出せばOKです。

IFOを使えば、利食い、損切りの両方を指定できますが、アラートを使えば、もっと利益がでそうとか、予想していたほど利益がでなそうとか、臨機応変な対応ができそうですね。
なお、DMM FXアプリでの自動取引機能の詳細はこちらにまとめています。
DMM FXアプリ 新機能(2020年9月12日) まとめ
今回はDMM FXスマホアプリの新機能、トレンドライン、チャネルライン、マグネット機能、ズーム機能、レートアラート機能の呼び出しについてまとめました。
とても便利な機能ばかりで、DMM FXトレードがとても便利に楽しくなりますね。
DMM FXアプリは他にもいろいろな機能をたくさん搭載しています。こちらに逆引きで機能説明をまとめているので、良かったら確認してみてくださいね。