2020年11月28日にDMM FXアプリがアップデートされ、新機能として描画機能が強化されました。
どのようにアップデートされたのか、詳しく確認していきましょう。
新機能の前に、アプリの全体的な機能を知りたい方はこちらへまとめています。
DMM FXアプリ新機能 描画機能強化の内容
チャート画面の右上にある鉛筆マークをタップして使用する描画機能が強化されました。
今までの描画機能は、水平線(為替レート)、垂直線(日時)、トレンドライン(斜め線)、チャネルライン(斜め平行線)の4種類でした。
今回は次の3種類の図形を書けるようになりました。
四角形、三角形、楕円
四角形の描き方
チャート画面の右上にある鉛筆マークをタップし、さらに鉛筆アイコンをタップすると、図形の種類が選べるので、四角形を選びます。
チャート上で2箇所をタップすると、その2点を対角線とする四角形が描けます。
描画後にこの2点の位置を動かすと、四角形を拡大、縮小、移動などができます。
三角形の描き方
チャート画面の右上にある鉛筆マークをタップし、鉛筆アイコンをタップすると、図形の種類が選べるので、三角形を選びます。
チャート上で3箇所をタップすると、その3つの点を結んだ三角形が描けます。
描画後に3点の位置を調整することで三角形を変形、移動できます。
楕円の描き方
チャート画面の右上にある鉛筆マークをタップし、鉛筆アイコンをタップすると、図形の種類が選べるので、楕円を選びます。
チャート上で2箇所をタップすると、その2つの点の中に楕円が描けます。
描画後に2点の位置を調整することで楕円を変形、移動できます。
DMM FXアプリの描画機能強化はどんな場面で使えるか?
今回のアップデートでは描画機能が強化されましたが、具体的にどんな場面で使えるのかを説明します。
実はこの描画機能を使うと、FXチャートがより直感的に理解できるようになりますので、とても嬉しい機能強化なんです。それでは確認していきましょう。
四角形はどこで使うか
主にレンジ相場(ボックス相場)で使えます!
図のように、ある一定のレートの範囲内で上下を繰り返すようなレンジ相場では、下のサポートラインと上のレジスタンスラインの間を上下します。
レンジ相場はボックス相場とも言われています。
水平線を上下に2本引いてもいいですが、それだと単なるサポートラインと見分けがつきませんので、
ボックス相場をより分かりやすく表現するために、長方形で囲った方が直感的に分かりやすいです。
この四角形を、上下のどちらかへブレイクした時、相場が大きく動くことが多いです。このように四角形でボックス相場を描画しておけば、上下のブレイクを直感的に把握しやすくなりますね。
三角形はどこで使うか
主に三角持ち合いの相場で使えます!
三角持ち合いとは、ろうそく足が三角形の中を上下する相場です。三角形の形により、シンメトリートライアングル(ペナント型)、アセンディングトライアングル(上昇三角形)、ディセンディングトライアングル(下降三角形)があります。
こちらも、トレンドライン(斜め線)の2本で代用はできますが、三角形にしておいた方がより三角持ち合い状態を直感的に理解しやすくなります。
四角形と同様に、三角の上か下かへブレイクした時、相場がその方向へ動くことが多いです。一般的には、アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルでは、水平な方へブレイクすることが多いようですね。
楕円はどこで使うか
主に注目しておきたい点を描画する際に使えます!
例えば、トレンド相場の判断で、上昇か下降かを判断するダウ理論を使う際など、高値、安値を確認しておきたいときは多いです。
図のように、高値、安値を楕円で印をつけておけば、ダウ理論のトレンド判断も直感的に判断しやすくなります。
また、トレード記録として、自分が相場にエントリーしたポイントと、決済したポイントが後で分かりやすいように、チャート上で丸で囲っておくのもお勧めです。
DMM FXアプリ新機能 描画機能の強化(四角、三角、丸)まとめ
今回はDMM FXアプリの新機能 描画機能の強化として、四角形、三角形、楕円の描き方と、それらがどんな時に使えるか、について説明しました。
DMM FXアプリは定期的にアップデートが行われていますので、今後もどんどん使いやすくなっていくと思います。
今回の新機能もしっかりと使いこなして、トレード勝利へつなげていきましょう!
DMM FXをまだ使ったことが無い方は、是非こちらの記事も参考にしてみてくださいね。