スペンサー・ジョンソン著「チーズはどこへ消えた」は、2000年に初版が発行され、2020年6月で第104刷となる超ロングセラー!全世界で2800万人に読み継がれているベストセラーの本です。
とても有益な本でためになるので一読することをお勧めします。
少しでも早く全体像を知りたい方も多いと思うので、要約と感想をまとめたいと思います。ネタバレです。読むのが楽しみな方はそっとこのページを閉じることをお勧めします。
1分で分かる「チーズはどこへ消えた?」の要約
3部構成です。
ある集まり シカゴで (高校時代のクラス会の会話)
「人生って予想通りにいかないね」
「状況が変わるのに自分が変わろうとしないんだ、変わるのが怖いのかな?」
「この物語を聞いたら怖くなくなったんだよ」
物語 チーズはどこへ消えた?
二匹のネズミと二匹の小人が迷路でチーズを探していた。
チーズとは、「食糧」「幸せになる」もの。
二匹と二人は、ついにチーズを見つけた。
チーズは毎日そこに置かれていた。そこへ通う日々が続く。
しかし、ある日、チーズがなくなっていた。
ネズミ二匹はすぐ別のチーズを探しにでかけ
長い間探し続け、やっと新しい場所で前よりも大きなチーズを見つけていた。
小人二人は納得がいかず、置いていない理由を考えてずっと待った。
小人の一人は、元あった場所でチーズを待ち続けた。
もう一人は、ついに新しいところへ探しに旅立った。
そしてやっと、新しい場所で今までより大量のチーズを見つけた。
その見つけるまでの間に、色々な気づきを迷路の壁に書きつづっていた。
変化は起きる
変化を予期せよ
変化を探索せよ
変化にすばやく適応せよ
変わろう
変化を楽しもう!
進んですばやく変わり、再びそれを楽しもう
ディスカッション その夜 (クラスメートの感想)
「俺って、旅立てなかった小人みたいだ」
「チーズって、仕事上の予期せぬ変化だ。部署の廃止だった」
「チーズは、私生活よ。これまでの行動、関係悪化させる行動を捨てるべきだった」
「変化は誰にでも訪れる」
「変化を恐れていることを自分では認めていなかった」
「みんな現状維持を望んでいる、変わることは不利と思ってる」
「何を見切り、どこへ進むべきか。」
「この物語をみんなへ伝えたい、読んだ人はみんな変わったから」
クラスメートはそれぞれの人生のそれぞれの変化、判断、これからについて語り合った。
「チーズはどこへ消えた」に対するビジネス目線の気づきや感想の一例
この本は役者あとがきを含めて94ページというとても短い本です。
読み始めたらあっという間に読み終わってしまいまったんですが、内容があまりに充実しすぎて、気づきが多かったので、もう一度読み返しました。
そこで、読んでいる最中につぶやいたツイートを列挙します。
ビジネス目線での気づきのツイートとそれぞれの感想
変化とは何かを失うことではなく何かをえること
変化って、何かから何かへ変わること、です。
例えば、AからBへ変わるので、Aを捨ててしまうものと考えがちです。
Aを捨てるのがイヤだとか、Aを続けていたい、とか、、、
守りの気持ちが強いと、つい変化を拒んでしまいます。
でも逆に、変化は、新しいBををやるわけなので、今までとは違う新たなものを確実に得ることができるんです。
変化に気づいて、新しいことへチャレンジすれば、新しいことが手に入るんです。
ネズミがチーズを探す迷路はビジネスと同じ
ネズミが迷路でチーズを探すとき、まるで私たちが新たなビジネスを始めるときのようでした。
ネズミは迷路へまずは進んでいきますが、行き止まりなら引き返して、別の道へまた進みます。
道を引き返すときは、特に悩んだりしません。単純に一つずつ道を進み、チーズがあるまでそれを続けるだけです。
私たちのビジネスでも、まずは行動、失敗したら振り返って別のやり方で行動するのが良い、とよく言われます。
思考停止のように見えますが、実はこれが一番確実に成功する方法なのかもしれません。
変わらなければ破滅することになる
「変わらなければ破滅することになる」
これは小人が壁に書き綴った言葉の一つです。深いですね。
今の時代、コロナ自粛で経済がおかしくなっています。
特に外食を自粛する方が多いので、飲食店経営へは大ダメージ、倒産も相次いでいます。
まさに、この小人の言葉、そのものです。
コロナの危機をチャンスに変えている飲食店では、テイクアウトを始めたり、色々なアイディアを出して頑張っています。
この変化への対応は飲食店経営だけではないです。
これだけ世界が変わっている中で、私たち一人ひとりにもチャンスが転がっています。
そのチャンスをしっかりつかんで、勝ち組として生き残っていきたいですね!
もし恐怖がなかったら何をするだろう?
新しいことを始めるのはほんと、恐怖ですよね。
自分にはできないかも、成功しないかも、絶対に今の方がいいよね、、、
こんな声が絶えずささやきます。新しいことを始めるのを拒むんですよね。
でも、この小人の言葉「もし恐怖がなかったら何をするだろう?」!!!!
これは、すごい。
確かに恐怖がないとして判断したらどうなるんだろう?って考えて、それで決めるのが本当は良いことなんですね。
もちろん、恐怖を感じるということは、ある種の悪いことが起きるかもしれないので、なんでも突き進むのでなく、恐怖が無い状態で冷静に判断することが大切です。
ちなみに、、、
私の場合は、新しいことといえばYoutubeですね。
ブログからYoutubeへなかなか変えられません(^^;;
でも今は、この恐怖が仮に無かったとしても、ブログでも稼げることが分かっていて、かつ、Youtubeで話すよりもブログで文章を作成するのが10倍以上得意なので、まずはブログで一定量を稼ごうと思って頑張ってます!
早い時期に小さな変化に気がつけば やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる
「早い時期に小さな変化に気がつけば、やがて訪れる大きな変化にうまく適応できる」
そうですね、小さい変化のうちに準備しておけば、変化の直後に先行者利益がたくさん得られそうです!
これには、常に変換を前提に周囲に気を配ることが大切です。
新しいことを常にウォッチし、古いことの周辺にも目を配る、そして小さな変化をとらえていきたいです。
思考停止せずに、変化の波に乗れるように頑張っていきましょう!
チーズはどこへ消えた<要約と感想・気づき> まとめ
今回は、スペンサー・ジョンソン著「チーズはどこへ消えた」(門田美鈴 訳)に関する要約と感想・気づきについてまとめました。
変化は普段はあまり気づかないことが多いです。
でも、変化することを前提にしていれば、変化に関して色々なチャンスをゲットできそうですし、これからも変化を楽しみながら生きていきたいですね。
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